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労災防止へアクションプログラム作成 住団連

  • 2009.06.10
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 (社)住宅生産団体連合会は、労働災害防止活動の一環として、「リスクマネジメント推進アクションプログラム」をまとめた。独立行政法人労働安全衛生総合研究所と連携して立ち上げた策定研究会で検討していたもの。



 07年における建設業の死亡災害発生状況は、全産業で最多の461人。建築工事では200人で、そのうち低層住宅建築工事では69人で、建設業全体の15%になる。また、厚生労働省でも、労働災害防止計画で労働災害を防止対策の充実を基本方針として掲げている。さらに、今後は高年齢作業者の増加などにより労働災害が増えるという懸念がある。



 こうした状況を踏まえ、1000棟当たりの死傷者数を12年度に07年度比15%以上削減する目標を設定した。具体的な方策としては人為的ミスの防止対策、高年齢者の心身機能低下による労働災害防止対策、リスクアセスメント導入促進ツールの作成などを掲げている。
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