UD効果で住設好調、福祉用具市場で93億円規模に拡大/経産省調査
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2003.06.19
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経済産業省は「2001年度における福祉用具市場規模推計値」をまとめた。福祉用具市場規模は前年度比2.8%増の1兆1927億円と復調。電動三輪車など福祉車両が好調を維持したほか、住宅関連では、同20.8%増の93億円に達した「手すり・握りバー」などを挙げ、介護保険制度にある住宅改修制度などの普及で住設市場が拡大していると指摘した。\n 報告では、心身機能の低下がある人もない人も共に使いやすい「共用品」の市場でも住設の出荷規模が増加傾向にあると指摘。ユニットバスで床のフラット化や入口の段差解消などユニバーサルデザインの配慮を施した製品が、戸建住宅を中心に急速に普及したためと分析した。