中古マンションは価格動向改善止まり市況停滞 ミサワMRD調査
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2003.06.23
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ミサワエムアールディー(近藤伸一社長)が会員不動産会社約3000社を対象に行った、6月の不動産流通市場調査によると、首都圏の中古マンション市場は価格動向改善が止まり、市況は停滞している。\n 首都圏の中古マンションの引合が増加したとする回答は7.6%(前月比1.1ポイント減)、横ばい48.6%(同2.9ポイント増)、減少30.3%(同3.2ポイント減)。成約件数は、増加7.2%(同1.5ポイント減)、横ばい49%(同1ポイント減)、減少35.2%(同5.3ポイント増)となった。\n 価格については、現在価格が上昇したとする回答は1.4%(同0.6ポイント増)、横ばい41.4%(同0.7ポイント減)、下降47.9%(同2.2ポイント増)。今後価格は上昇0%(同0.8ポイント減)、横ばい27.9%(同0.8ポイント減)、下降63.4%(同3.6ポイント増)。\n 価格動向は依然として厳しく、下降傾向の改善がストップ。先安感も強まっている。このため、引合・成約件数も増加回答が減っており、低調な市況がうかがえる結果となった。\n