木造軸組工法が存在感増す ミサワホーム
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2009.11.18
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ミサワホームの木造軸組工法、ツーバイフォー工法が伸びている。上期は334戸(前年同期比173・8%増)を受注。期初計画と比べても11・3%(34戸)多い。受注金額も前年同期比約2・5倍の72億円まで増えた。
同社では、事業ポートフォリオの多様化を目指しており、敷地対応力に制限のある工業化住宅だけでなく、木造軸組や2×4住宅をラインアップにそろえることで、顧客対応を強化している。通期で800棟超になることは確実で、「事業構造の再構築が徐々に形になってきた」(竹中宣雄社長)という。木造軸組の受注単価はエリアによってばらつきがあるものの、おおむね坪当たり10万円程度安い。
取り扱っているディーラーでは、工業化住宅とその他工法の営業部隊を分けてスムーズな情報の流れを整理するとともに、木造を提案する際の判断基準を設けている。こうしてコアである工業化住宅との食い合いを防ぐ。
住宅市場全体で、大手プレハブメーカーが占めるのはおよそ14~15%程度と言われている。同社では、プレハブ以外のマーケットへの訴求により、受注の底上げを図る。
同社では、事業ポートフォリオの多様化を目指しており、敷地対応力に制限のある工業化住宅だけでなく、木造軸組や2×4住宅をラインアップにそろえることで、顧客対応を強化している。通期で800棟超になることは確実で、「事業構造の再構築が徐々に形になってきた」(竹中宣雄社長)という。木造軸組の受注単価はエリアによってばらつきがあるものの、おおむね坪当たり10万円程度安い。
取り扱っているディーラーでは、工業化住宅とその他工法の営業部隊を分けてスムーズな情報の流れを整理するとともに、木造を提案する際の判断基準を設けている。こうしてコアである工業化住宅との食い合いを防ぐ。
住宅市場全体で、大手プレハブメーカーが占めるのはおよそ14~15%程度と言われている。同社では、プレハブ以外のマーケットへの訴求により、受注の底上げを図る。