不動産評価損響き56億円の最終損失/東京建物不動産販売
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2010.02.15
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東京建物不動産販売の2009年12月期連結決算は、売上高197億8500万円(前年同期比16・2%減)、営業損失24億8600万円(前年同期は13億8700万円の黒字)、経常損失31億6200万円(同8億4900万円の黒字)、最終損失57億4200万円(同3億4600万円の黒字)の増収減益だった。
流動化などのアセットソリューション事業で資産圧縮を進め増収は確保したが、保有する分譲マンションなどの評価損30億500万円を売上原価に計上したことで営業赤字となった。また、特別損失として棚卸資産評価損12億円、有価証券評価損10億円をそれぞれ計上して最終損失はさらに拡大した。
2010年12月期は、市場に明るさが戻ってきたことや減損処理にめどがつくことを踏まえて売上高277億円(前年同期比40%増)、営業利益20億円、経常利益14億円、最終利益8億円を見込んでいる。
流動化などのアセットソリューション事業で資産圧縮を進め増収は確保したが、保有する分譲マンションなどの評価損30億500万円を売上原価に計上したことで営業赤字となった。また、特別損失として棚卸資産評価損12億円、有価証券評価損10億円をそれぞれ計上して最終損失はさらに拡大した。
2010年12月期は、市場に明るさが戻ってきたことや減損処理にめどがつくことを踏まえて売上高277億円(前年同期比40%増)、営業利益20億円、経常利益14億円、最終利益8億円を見込んでいる。