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高度利用地地価、池袋で上昇も/横ばいも5地区に増加/全体は下落も下げ幅縮小

  • 2010.02.24
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 国土交通省が24日まとめた四半期ごとの高度利用地地価動向(地価LOOKレポート)によると、1月1日時点の全国主要150地点の地価は昨年10月と比べて144地点(96%)で下落した。下落幅が拡大したのは8地点だったのに対し下落幅の縮小した地点は26地点。横ばい地区は前回の3地点から5地点に増え、東京池袋東口は上昇に転じた。前回調査に引き続き、地価の下落ペースは緩やかになっている。



 同調査での上昇地区は、08年第2四半期以来1年半見られなかった。



 国交省では、「景気の低迷を反映した低調な土地需要とオフィスビルなどの空室率上昇、賃料下落による収益力の低下を背景に下落基調は続いている。一方で景気持ち直しへの期待、在庫・価格調整の進展で下落幅が縮小傾向にある。東京圏の一部では横ばい、上昇に転じたが、駅近接の商業店舗の活況やマンション用地需要によるものだ」と分析している。

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