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六本木一丁目南地区再開発が着工/地上27階建て総戸数269戸、三井不が来春販売

  • 2010.03.26
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 三井不動産レジデンシャルが組合員として参画している六本木一丁目南地区の再開発事業が25日に着工した。開発面積は約0.4㌶で、1968年(昭和43)竣工の分譲マンション「麻布ハウス」の建て替えと、隣接している中低層建物を一体的に整備する。約3200平方㍍の敷地に地上27階地下2階建て延べ3万3750平方㍍を開発するもので、住宅269戸と生活利便施設が入る。



 住宅部分は、都内の超高層マンションとしては初めてとなる長期優良住宅認定を取得した。専有面積55平方㍍未満の住宅を除いた208戸が認定対象。



 三井不レジは211戸を一般分譲として来春から販売をする予定だ。間取りは1LDK~4LDKまでそろえる。2LDKは60~70平方㍍で、3LDKが80~100平方㍍になる予定。最上階には100~150平方㍍の住戸を取り入れる。



 また、施工を担当する清水建設の制震技術「シミズ・ハイブリッドコアウオール」を採用し、設計受住宅性能評価で構造躯体の劣化対対策等級3を取得する。住宅の全ての窓にはLOW-Eペアガラスなどを取り入れて省エネルギー性能も最高等級4を取得して環境に配慮した住宅計画にする。



 開発区域周辺には、各国の大使館が点在するほかホテルオークラがある。最寄り駅は六本木一丁目駅となる。



 同開発は、02年1月に検討会が発足、07年5月に組合設立が認可され、昨年6月に権利変換計画の認可を受けた。地権者数は51人。12年6月に竣工する予定。

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