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首都圏の不動産価格、中古マンションは反転ムード/三井不動産販売調べ

  • 2010.04.08
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 首都圏1都3県の住宅地価格は1月から横ばい、中古マンションはやや上昇傾向にあることが三井不動産販売の価格調査でわかった。4月1日時点での住宅地、中古マンションそれぞれの実勢価格をまとめた。



 住宅地の四半期変動率は前期比0・3%減と3期連続で横ばいだった。都県別では、戸建て用地の仕込みが活発化している都区部で同0・4%増となったほかはすべて0・1%~1・2%のマイナスと弱含み傾向が続いている。地域別で最も上昇したのは千葉県西部(同2・1%増)、最も下落したのは川崎市(同5・3%減)。



 中古マンションの四半期変動率も前期比0・9%増と4期連続で横ばいだった。ただ、増加幅は2期連続で拡大しており、今回は「やや上昇」を示す1%台に迫っていることから〝横ばい〟状態からは脱却しつつあることがうかがえる。都県別では、回復が最も早かった都区部が同0・3%増だったのに対し、都下(同2・4%増)や千葉県(同3・4%増)など郊外の上昇が目立った。



 前年同月比で見ると、住宅地は1・3%減だったものの前年を上回った都内を中心に下落幅は縮小。中古マンションは2・1%増と2年ぶりに前年を上回るっており「反転」ムードも出ている。
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