東京都心のオフィスビル市況に回復の兆し/CBRE調べ、SAクラスは空室率低下
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2010.04.08
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シービー・リチャードエリス(CBRE)が調べた3月末の東京主要5区の空室率は09年12月末を0・4ポイント上回る7・0%だった。03年末以来、ほぼ6年ぶりに7%台に上昇したものの、前四半期と比べた上昇幅は09年12月の0・9ポイント、9月の0・7ポイントより縮小して、昨年後半から再び悪化の勢いが増していた市況に一服感が出た。
とくにマーケットの指標となるSクラスビルは2・1ポイント低下の5・7%に、Aクラスビルは0・4ポイント低下の6・1%に改善した。CBREではSAクラスビルの需要は回復傾向にあるとしている。
とくにマーケットの指標となるSクラスビルは2・1ポイント低下の5・7%に、Aクラスビルは0・4ポイント低下の6・1%に改善した。CBREではSAクラスビルの需要は回復傾向にあるとしている。