中古成約13カ月ぶり前年割れ、好調だった昨年の反動/東日本レインズ
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2010.04.14
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(財)東日本不動産流通機構が発表した3月の首都圏中古マンション成約件数は、前年同月比5・8%減となる3089件と13カ月ぶりに前年を下回った。1都3件そろって前年割れ。
新築の供給減を追い風に、成約件数を増やしてきた中古マンションだが、3月は久々に前年を割り込んだ。物件価格が落ち込み、多くの成約があった昨年の反動。
ただ、成約件数自体は、景気が本格的に落ち込む前の08年3月と同じ数字、07年3月比では5・1%増となっていることから成約戸数はなお高水準と見ることができる。
1平方㍍当たりの成約価格は前年同月比2・9%増と3カ月連続で前年を上回った。前月比でも4カ月連続と08年6月ごろの水準にまで回復している。
新築の供給減を追い風に、成約件数を増やしてきた中古マンションだが、3月は久々に前年を割り込んだ。物件価格が落ち込み、多くの成約があった昨年の反動。
ただ、成約件数自体は、景気が本格的に落ち込む前の08年3月と同じ数字、07年3月比では5・1%増となっていることから成約戸数はなお高水準と見ることができる。
1平方㍍当たりの成約価格は前年同月比2・9%増と3カ月連続で前年を上回った。前月比でも4カ月連続と08年6月ごろの水準にまで回復している。

