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コスモスイニシア/マンション・戸建て事業用地仕入れ再開

  • 2010.04.21
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 コスモスイニシアは4月20日、昨秋から凍結していた分譲マンションと分譲戸建ての新規事業用地の仕入れを本格的に再開すると発表した。すでに今年2月からこれまでにマンションで7プロジェクト、戸建住宅で1プロジェクトの用地を取得している。分譲マンションは総戸数50~100戸程度の短期間で開発・販売ができる中規模物件を中心に推し進める考え。開発形態としては共同事業化を図るなど多様化を進める。



 仕入れ対象エリアは、東京・新宿・渋谷の各ターミナル駅までの所要時間30分圏内が中心。なかでも過去に供給実績が多いマーケットでの展開を目指すとし、ファミリー向けでは、東京23区の城東・城北・城南の各エリア、埼玉県で大宮以南エリア、神奈川県が横浜以北に注力する。単車者やDINKS向けは、都心・城南・城西の駅に近い地域に展開する。戸建ては西武池袋線や西武新宿線、JR中央線の都下、JR総武本線や京成本線、地下鉄東西線の千葉エリアとなる。



 同社は昨年9月に事業再生ADR手続きが成立。2013年3月期を最終年度とする再生計画に基づいて分譲マンション事業で売上高350億円(約1100戸)、戸建住宅で同150億円(約300区画)を年間の巡航ペースとして目指している。



 最近は、需要の回復と販売価格の底打ち感からモデルルーム来場者数が大幅に回復し、売れ行きも好調。今後も安定的な住宅需要が見込めるほか、建築コストも安定しており、適正な利益率を確保した事業活動が図れると判断した。

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