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不動産経済研究所/9月首都圏マンション発売3.9パーセント増の3183戸

  • 2010.10.14
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 不動産経済研究所が10月14日に発表した9月の首都圏マンション市場動向によると、発売戸数は前年同月比3・9パーセント増の3183戸だった。8カ月連続で前年実績を上回った。契約率は前年同月に比べ1・0ポイント上昇して74・9パーセントだった。1戸当たりの価格は同11・0パーセント上昇して5024万円と価格の上昇が目立ってきた。平均価格は、都下と神奈川県が11・5パーセント、12・1パーセントとそれぞれ大きく上昇し、埼玉県だけダウンした。在庫数は前月末比303戸減って4722戸と5000戸を切った。10月の発売戸数は3700戸前後を見込んでいる。



 「プラウド志村坂上パサージュ」(板橋区・1期77戸)と「グランドメゾン大倉山テラス」(港北区・59戸)が最高倍率5倍をつけるなど、即日完売物件は16物件・525戸となった。20階建て以上の超高層マンションは19物件・562戸で、契約率は72・2パーセントだった。



 地域別で見ると、発売戸数は都区部1746戸で全体の54・9パーセントを占め、都下が91戸(同2・9パーセント)、神奈川県821戸(同25・8パーセント)、埼玉県254戸(同8・0パーセント)、千葉県271戸(同8・5パーセント)となり、東京のシェアは57・7パーセント。

 

 契約率は都区部74・3パーセント、都下80・2パーセント、神奈川県79・2パーセント、埼玉県62・2パーセント、千葉県75・3パーセントだった。



 近畿圏は、発売戸数が前年同月比で43・9パーセント増え2111戸となり、5カ月連続で増加した。契約率は69・2パーセント。在庫は同83戸と微増し3893戸。在庫の増加は10カ月ぶり。1戸当たりの価格は同2・4パーセント低下して3549万円だった。即日完売は9物件・254戸。

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