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積水化学工業、都市部のヒートアイランド対策事業を本格化

  • 2003.07.31
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積水化学工業は、都市部のヒートアイランド対策事業を本格化する。このたび、雨水や夜露を微細な気孔に保持する保水性セラミック建材「エコテリア・保水ペイバー」を開発。保持した水が蒸発し、その気化熱により温度を引き下げることで、ヒートアイランド現象を抑制する。「保水ペイバー」屋根用材として利用した場合、夏の屋上面では通常のセメントは60℃になるのに対し、40℃と約20℃の低温効果がある。\n 屋上に使用した場合、屋上緑化と同程度の効果がある。しかも、メンテナンスはほとんど不要。\n また、同社は戸建て住宅での屋上緑化事業も強化する。鉄骨系住宅「ハイム」のフラット屋根を利用し、屋上緑化を進める。\n 戸建て屋上緑化の最大の課題は維持管理。その対策として、セキスイエクステリアのエクステイリア・ガーデンショップ「ザ・シーズン」が維持管理業務を請け負う。\n 積水化学工業では、2008年に「エコテリア・保水ペイバー」で20億円、屋上緑化で10億円の売上を計画している。
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