個人間向けの中古瑕疵保険、全国で初めて適用/ハウスプラスとさくら事務所
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2010.10.26
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住宅瑕疵担保責任保険法人のハウスプラス住宅保証(東京都港区)とホームインスペクションのさくら事務所(同中央区)はこのほど、制度の複雑さなどから普及が全く進んでいなかった個人間売買向けの中古住宅瑕疵保険(中古瑕疵保険)を千葉県内の戸建て住宅に適用した。
3月にスタートした中古瑕疵保険は、買取再販などで中古住宅の売主となる宅建業者が加入する「業者向け」と、個人が売主の場合に建物の安全性を保証した検査会社が加入する「個人間向け」の2種類がある。6つある保険法人のうち業者向けは全社が、個人間向けはハウスプラスなど4社が取り扱う。
業者向け保険の利用実績は増えてきたが、個人間向けは仕組みのわかりづらさに加え、瑕疵が見つかった際には売主でも買主でもない検査会社が一部損害費用を負担しなければならない制度設計となっていることもあり、利用が進んでいなかった。今回が全国初の事例となる。
3月にスタートした中古瑕疵保険は、買取再販などで中古住宅の売主となる宅建業者が加入する「業者向け」と、個人が売主の場合に建物の安全性を保証した検査会社が加入する「個人間向け」の2種類がある。6つある保険法人のうち業者向けは全社が、個人間向けはハウスプラスなど4社が取り扱う。
業者向け保険の利用実績は増えてきたが、個人間向けは仕組みのわかりづらさに加え、瑕疵が見つかった際には売主でも買主でもない検査会社が一部損害費用を負担しなければならない制度設計となっていることもあり、利用が進んでいなかった。今回が全国初の事例となる。