大口解約等で当期利益は微減 日本ビルファンド6月期
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2003.08.06
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日本ビルファンド投資法人は5日、平成15年度6月期決算(1~6月)を発表した。運用資産の拡大で賃貸収益が伸びたが、大型解約の影響から稼働率が下がり、当期利益はわずかに減少した。\n 営業収益は122億3800万円(前年同期比3・3%増)、営業利益50億4300万円(同2・8%減)、経常利益43億1400万円(同5・5%減)、当期利益43億1300万円(同5・5%減)。1口あたりの分配金は、1万5367円(同886円減)。 期中、158億円あまりの資産を取得。運用資産は29物件・2760億円あまりとなった。新規物件取得により賃料収入は122億3800万円(同3・3%増)だが、期末稼働率は一部ビルの空室期間が長引いたことから94・8%(同0・2ポイントダウン)とわずかに減じた。\n 今期は、新規取得物件の稼働があるものの、大型解約や支払利息増加で営業収益123億1800万円(同0・7%増)、経常利益・当期利益40億1400万円(同6・9%減)を見込む。\n