東京都心3区のビル新規需要、10年は43%増/森ビル調べ
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2011.04.05
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森ビルは、東京の大規模オフィスビル(延べ床面積1万平方メートル以上)市場動向調査・速報版をまとめた。
オフィスニーズが最も強い都心3区で10年に発生した新規需要量は09年比43%増の50万平方メートル。供給量が36万平方メートルと09年の約半分にとどまったため、10年末の空室率は1・1ポイント減の5・0%に改善した。
供給が周辺20区にシフトする11年の都心3区はさらに空室率が改善すると見込んだものの、調査は12月末時点で東日本大震災の影響を織り込んでいない。今後、震災が需給に与える影響を分析したうえで、予測を発表するとしている。
一方、東京23区の10年の新規需要量は09年の2倍超に相当する69万平方メートルだった。ただ、85万平方メートルだった供給量にはとどかず、空室率は0・4ポイント増の6・3%に悪化した。
オフィスニーズが最も強い都心3区で10年に発生した新規需要量は09年比43%増の50万平方メートル。供給量が36万平方メートルと09年の約半分にとどまったため、10年末の空室率は1・1ポイント減の5・0%に改善した。
供給が周辺20区にシフトする11年の都心3区はさらに空室率が改善すると見込んだものの、調査は12月末時点で東日本大震災の影響を織り込んでいない。今後、震災が需給に与える影響を分析したうえで、予測を発表するとしている。
一方、東京23区の10年の新規需要量は09年の2倍超に相当する69万平方メートルだった。ただ、85万平方メートルだった供給量にはとどかず、空室率は0・4ポイント増の6・3%に悪化した。