東京カンテイ調べ、分譲賃料まだ震災の影響表れず

　東京カンテイはこのほど、４月の分譲マンション賃料月別推移を発表した。首都圏の１平方㍍当たり賃料は前月比０・２％上昇し２６２２円となった。直近１年間では最高値となっており、東日本大震災の影響はまだ表われていないことが分かった。この調査は同社のデータベースに登録された分譲マンションの月額募集賃料を行政区単位に集計・算出し、単価を掲出したもの。

　

　地区別では、東京都が３００３円（前月比０・３％下落）、神奈川県２０５２円（同０・８％上昇）、埼玉県１６６４円（同１・６％上昇）、千葉県１５９０円（同１・７％下落）。