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適合リノベーション住宅、10年度は前年度比2・6倍に/リノベ推進協

  • 2011.06.17
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 リノベーション住宅推進協議会(山本卓也会長=インテリックス社長)が運営する「適合リノベーション住宅」の2010年度発行件数は、前年度比163・7%増の3371件だった。



 協議会が発足した09年度は実質8カ月の運用だったため、前年度から急増した。好調な中古住宅市場を背景にリノベーション人気が高まったことや、賛助会員を含む会員数が発足時の3倍近くとなったことも件数を引き上げた要因と見られる。



 適合リノベーション住宅は、施工前に建物検査を実施したり、給排水管などのインフラに2年以上のアフターサービス保証を付けるなど、協議会が求める一定基準を満たした住宅にお墨付きを与えるもの。



 マンション専有部を対象とした認定(R1住宅)のほか、今年からは新たに1棟マンション(R3住宅)と戸建て(R5住宅)にも範囲を広げた。これまでの累計認定4649件はすべてR1住宅となる。



 協議会では今期、R3住宅とR5住宅の普及を進めるとともに、現在進めているR2住宅(マンション専有部と共用部)の基準策定も急ぐ。あわせて、保険会社や住設メーカーなどと連携し、市場活性化に向けたワーキンググループで研究も進める。
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