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日本不動産研究所が11年上期調査/マンション価格は小型上昇、大型落ち込む

  • 2011.09.15
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 日本不動産研究所は、東京23区のマンション市場動向を対象に「住宅マーケットインデックス」(2011年上期版・1~6月期)をまとめた。



 それによると、都心5区のマンション価格は、新築・中古ともに東日本大震災の影響などを受け、大型・標準タイプが前期比で下落に転じた。特に大規模物件の下落幅が10%超となっている。一方、小規模タイプは安定し、新築は約2%上昇、中古はほぼ横ばいだった。



 上期の新築件数は、都心5区と23区ともに前年同期に比べ増加したものの、前期比で見た場合、23区が微減で都心5区が増加だった。中古は、前年同期比も前期比もほぼ横ばいで推移している。



 マンション賃料水準について、都心5区は新築・中古ともに大型・標準タイプで前期比若干の下落に転じ、大規模物件の下落幅がやや大きい。小規模物件は、新築・中古ともに1%強の上昇が続いていることがわかった。23区の賃料水準も同様に新築・中古ともわずかに下落し、大規模物件の下落幅がやや大きい。震災を受け、上期の事例件数は、都心5区も23区も前年同期比で70~80%と大きく落ち込んだ。



 アットホームとケン・コーポレーションからの事例データーの提供により、分析をした。
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