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三井不レジ/横浜・大倉山で11月発売、地域EMS連携の次世代177戸

  • 2011.10.27
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 三井不動産レジデンシャルは、経済産業省が次世代エネルギー・社会システム実証実験に分譲マンションとして初めて採択した「パークホームズ大倉山」(横浜市港北区、177戸)を11月5日から販売する。1期で100戸程度を売り出す。昨年3月に相対で取得した東芝の社宅跡地に建設。実証実験の一環として横浜スマートシティプロジェクトに参加しており、エネルギーマネジメントシステム(EMS)を用いてマンション全体のエネルギーを管理するのが特徴だ。東芝が開発する地域全体のEMSと連携する。



 共用部向けでは太陽光発電システム(20キロワット)に加え、車両用のリチウム蓄電池(30キロワット)を初めてマンションに導入する。昼間に電力を貯めて夜間利用できるほか、震災などを受け停電した場合は、太陽光パネルと蓄電池が自立運転を始めて共用設備に電力を供給する。こうした取り組みにより、共用部の二酸化炭素(CO2)排出量は年間で20~30%削減できる。



 専有部は東芝ライテックのホームITシステムを標準で全住戸に備える。タブレット型のエネルギー表示機を無償配付して家電や住宅設備機器ごとに見える化を行う。エネルギー表示機や携帯電話から直接エアコンや給湯器の操作もできる。LED照明や人感センサーなども取り入れ、エネルギーの創出・蓄積と合わせて省エネ化を推進する。



 場所は東急東横線の大倉山駅徒歩6分。地上7階建て延べ1万4939平方メートル。住戸プランは、家族のつながりをテーマにし、回遊性キッチンや対面式キッチンなどを取り入れる。間取りは2LDK~4LDK(55~89平方メートル)。三井住友建設の最新技術「スキット3」を採用したことで半分以上の住戸に梁のない室内空間を実現した。価格は5000万円台が中心で、坪230万円程度。



 2012年9月下旬に竣工する。
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