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三菱地所設計/中国2都市で設計コンペが採択

  • 2011.11.02
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 三菱地所設計は11月1日、中国の重慶市と包頭市に提出していた設計コンペが相次いで採択されたと発表した。



 鉄鋼石やレアアースが豊富な包頭市では、「東河区鉄路以南地区プロジェクト」の都市計画を南海の水環境を生かしたエコリゾートへの転換を提案。開発面積は21.8平方キロメートルで、旧市街地の包頭東駅の南側に広がる。次世代型路面電車システムや電気バスの運行を計画し、一般車両が入らない環境配慮型の文化・リゾートエリアの実現のほか、市からの要望を受け、伝統建築を模した商業施設エリアを設ける。南海エリアを見渡す展望タワーも配し、市のシンボルとともに観光資源として考えた。業務地区や住宅地も配する。



 重慶市では、「重慶国際都会 国際概念設計方式コンペ」で1位に採択された。3街区(約18万平方メートル)に計20棟・延べ約140万平方メートルを開発する。重慶の山並みをイメージしたアーバンデザインで、周辺街区との連続性や賑わいを生む土地利用計画を提案。大規模商業施設内のアトリウムと地下鉄を直結した回遊空間の創出と、市民に開放する大規模緑地帯を連続させる。
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