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全宅連などが調査/若者1人暮らし賛成8割超、賃料水準で部屋選び

  • 2012.04.16
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 全国宅地建物取引業協会連合会と同保証協会はこのほど、「一人暮らしに関する意識調査」を発表した。全国を対象にインターネットで調査した。昨年12月27日~今年2月29日まで実施し、有効回答数は1万1661件だった。



 それによると、10代~20代前半の若者が1人暮らしをする賛否に尋ねたところ、83.2%が賛成と回答し、その理由として「自立心が高まる」が62.2%を占めてトップで、「社会性を身につける」(24.6%)が続いた。ただ反対の意見では、「経済的に無理」が40.7%を占めるなど現在の経済の閉塞感をあらためて印象付けた。



 希望する1人暮らしの部屋としては1DK(30.8%)と1LDK(21.9%)で半数超を占めた。希望家賃は月額4万~5万円(37.9%)と5万~6万円(26.0)で6割超を占めており、月収に占める割合は30%がトップ(46.4%)で、次いで20%が33.3%だった。通勤通学の時間よりも家賃の額を部屋選びで重視(30%)する点も浮彫りとなった。



 一方で、生活環境に関する条件で利便性も追求しており、商店やスーパーといった商業施設が近く、駅からも近い、学校・職場に近い――の3点がトップ3に入っている。
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