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住友グループ2社がREITに進出 住友不動産と住友生命がそれぞれ日米で

  • 2003.10.08
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 住友グループの住友不動産と住友生命がそれぞれ日米で不動産投資信託(REIT)を設立する。\n 住友不動産は将来設立される不動産投資法人に売却する予定資産を一部決定、9月末にSPCに譲渡するなど、組成準備に本格着手した。\n REITを設立するのは100%子会社の住友不動産投資顧問。10月1日付で「取引一任代理等」の認可を国土交通大臣より取得した。2004年にも東京証券取引所に上場する。\n SPCに譲渡した資産は「住友芝大門ビル」「住友不動産築地ビル」「住友不動産一橋ビル」など一部棟内賃貸住宅30戸を含むオフィスビル合計8棟(延床面積合計約4万6千平方メートル)。これらを住友信託銀行に信託譲渡した上で新設した特別目的会社(SPC)の「エスエフオフィスネットワーク」社に信託受益権を譲渡した。譲渡価額は約390億円。エスエフ社は取得代金を三井住友銀行、住友信託銀行両行によるノンリコースローン250億円と住友不動産からの匿名組合出資147億円で調達した。住友不動産では有利子負債の削減と資金効率の改善などが目的としている。上場時の資産規模は1千億円程度に達する模様。\n 住友生命は米国で私募のREITを設立した。国内金融機関が米国でREITを設立するのは初のケース。同社の米100%子会社「住友ライフリアリティ(SLR)」と米不動産大手のハインズ社(非上場)との共同設立で、資産規模は約5億8千万ドル(約640億円)。欧米の不動産基金も参加している。\n
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