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歴史的建造物の外壁保存した新築マンション「淀屋橋」発売/オリックス不動産

  • 2012.07.04
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 オリックス不動産は、大阪中心部の淀屋橋で、1918年に竣工した歴史的建造物の外壁を保存した分譲マンション「グランサンクタス淀屋橋(総戸数60戸)」のうち1期45戸の販売を始めた。



 東京駅などの設計で知られる建築家・辰野金吾が創立した辰野片岡建築事務所の設計で大阪農工銀行として竣工し、1929年(昭和4年)に建築家・國枝博の手で全面改修されたアラベスク模様(唐草模様)が装飾されたテラコッタの外壁をそのまま保存、既存建物を移動する曳家工法によって新築するマンションの外壁に取り付けた。淀屋橋は明治から昭和初期にかけて建築された建造物の多くが現存するエリア。外壁を保存することで歴史や文化を継承するとともに、街並みとの融合を図る。



 「淀屋橋」は淀屋橋駅から徒歩3分の13階建て。2階には保存した外壁の高さを活用した天井高4・4メートルのロフト付き住戸を設けた。1期は3760万~5650万円(56~78平方メートル)。施工は鹿島建設。
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