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47階建て複合ビル「アークヒルズ仙石山森タワー」竣工/森ビル

  • 2012.08.08
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 森ビルが参加組合員として事業を進めてきた東京都港区の「虎ノ門・六本木地区市街地再開発事業」が7日に竣工した。

 47階建てのオフィスと住宅との複合棟「アークヒルズ仙石山森タワー」を中心に、8階建ての住宅棟「仙石山テラス」や緑と水を配した庭園で構成する。外資系企業が集積し、都心居住の先駆けともなった「アークヒルズ」(86年竣工)の名称を引き継ぎ、周辺で進む複数の開発事業とともにエリア一体で国際都心の形成を目指す起爆剤としての役割を持たせた。



 会見した辻慎吾社長は「アークヒルズ周辺をアジアヘッドクォーターに育成し、国際都市間競争に勝ち抜きたい」と述べ、自社運営ビルにとどまらず、近接する「泉ガーデンタワー」など、ほかの事業者が運営するビルやホテルなどとも連携しながらエリアマネジメントを展開していく考えを示した。



 竣工時のオフィス内定率は55%。停電時でもビル内電力の8割超を賄う非常用発電システムなどの評価が高く、外資系企業がほとんどを占める。



 住宅は3~24階と住宅棟の合計276戸。権利者用を除く半数ずつを分譲と賃貸に充てる。賃貸は1ベッドルーム(BR)~4BRの多彩なプランで、賃料は47万(65平方メートル)~265万円(284平方メートル)。
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