東京都心のビル空室率6・92%で5カ月ぶりに改善/三幸エステート調べ
-
2012.08.08
- ツイート
三幸エステートが7月末に調べた東京都心5区の大規模ビル(基準階面積200坪以上)の空室率は前月を0・29ポイント下回る6・92%で、5カ月ぶりに空室率が低下した。6%台は4月以来、3カ月ぶり。
新規供給がなかったことに加えて、千代田区の新築ビルでまとまった面積の空室が消化されたことが空室率を引き下げた。テナントが入居していない現空面積は2カ月続けて減少し、新規供給が峠を越えたことで需給バランスは緩やかな改善傾向にある。
坪当たりの募集賃料は2万122円で前月比284円下がった。空室率はピークアウトしたものの、賃料が反転するにはまだ時間がかかるものと予想される。
新規供給がなかったことに加えて、千代田区の新築ビルでまとまった面積の空室が消化されたことが空室率を引き下げた。テナントが入居していない現空面積は2カ月続けて減少し、新規供給が峠を越えたことで需給バランスは緩やかな改善傾向にある。
坪当たりの募集賃料は2万122円で前月比284円下がった。空室率はピークアウトしたものの、賃料が反転するにはまだ時間がかかるものと予想される。