
5階建て木造賃貸マンション/三井ホームが構造見学会
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2025.09.15
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三井ホームは8月29日、東京都大田区東雪谷1丁目で開発中の木造賃貸マンション「(仮称)洗足池プロジェクト」=写真=の構造現場内覧会を開いた。同事業は東京建物と共同で進めているもので、5階建てと3階建ての2棟構成。今回内覧したのは1階を鉄筋コンクリート造、上階4層を木造(枠組壁工法)とした混構造で、同社の木造マンションブランド「モクシオン」を採用した。
枠組壁工法なので、箱型のものを積み上げていくような形となり、地震で横の力がかかった時に引き抜けないように、ホールダウン金物で上下階をつないでいるほか、基礎から5階までを一体でつなぐタイダウンシステム「ロッドマン」を取り入れた。これによって引き抜き力に対応するとともに、建物の沈み込み現象による緩みを吸収するための装置も導入した。
そのほか、高強度耐力壁「モクスウォール」、遮音床「モクスミュート」、高性能屋根断熱パネル「ダブルシールドパネル」を取り入れ、高性能な木造住宅を実現する。
5階建ての木材使用量は274立方メートル、炭素貯蔵量は二酸化炭素換算で226トン。3階建ては木材使用量は207立方メートル、炭素貯蔵量は同170トン。
同物件の敷地面積は1117m2、延べ床面積は2075m2。26年3月の竣工予定で総戸数は42戸、エレベーターも配置する。高効率給湯器の採用、屋上に太陽光パネルを設置するなど環境負荷を低減する設備を取り入れ、ZEH―Mオリエンテッド認証を取得した。
また、24年度「優良木造建築物等整備推進事業」に採択されている。
枠組壁工法なので、箱型のものを積み上げていくような形となり、地震で横の力がかかった時に引き抜けないように、ホールダウン金物で上下階をつないでいるほか、基礎から5階までを一体でつなぐタイダウンシステム「ロッドマン」を取り入れた。これによって引き抜き力に対応するとともに、建物の沈み込み現象による緩みを吸収するための装置も導入した。
そのほか、高強度耐力壁「モクスウォール」、遮音床「モクスミュート」、高性能屋根断熱パネル「ダブルシールドパネル」を取り入れ、高性能な木造住宅を実現する。
5階建ての木材使用量は274立方メートル、炭素貯蔵量は二酸化炭素換算で226トン。3階建ては木材使用量は207立方メートル、炭素貯蔵量は同170トン。
同物件の敷地面積は1117m2、延べ床面積は2075m2。26年3月の竣工予定で総戸数は42戸、エレベーターも配置する。高効率給湯器の採用、屋上に太陽光パネルを設置するなど環境負荷を低減する設備を取り入れ、ZEH―Mオリエンテッド認証を取得した。
また、24年度「優良木造建築物等整備推進事業」に採択されている。