お電話でもお問い合わせを受け付けています 受付時間 平日 10:00~17:30

TEL03-6721-1338

AAC25周年記念展を渋谷で開く/若手アーティスト育成の軌跡/アーバネット

AAC25周年記念展を渋谷で開く/若手アーティスト育成の軌跡/アーバネット

  • 2025.10.27
  • お気に入り
 アーバネットコーポレーション(東京都千代田区、田中敦社長)は主催する学生限定立体アートコンペティション「Art meets Architecture Competition(AAC)」の25周年を記念し、「AAC25周年記念展」を渋谷ヒカリエで開催した。
 服部信治会長は10月21日、表彰式のあいさつで、25周年を迎えたコンペの継続は、協賛企業や審査員の支援があってこそと感謝を述べた。服部氏は「狭小な日本のマンションにこそ、玄関ホールを活用したアート空間が必要」と語り、若手芸術家の育成と彫刻設置の取り組みについて説明した。
 AACは2001年にスタートした学生対象の立体アートコンペで、建築とアートの融合を目指し、自社開発マンションのエントランス空間に設置する作品を全国の美術系大学・専門学校などの学生から募集している。
 一次審査を経て選ばれた優秀賞受賞者には制作費20万円を支給し、最終審査では仮設置した作品を制作者がプレゼンテーション。審査員の審議を経て最優秀賞を決定し、作品は実際のマンションに恒久展示するとともに、最優秀賞作品に賞金100万円、優秀賞の2人には賞金20万円を授与する。
 同展示は過去25年間にわたる活動の集大成として、歴代受賞者の中から現在プロとして活躍する25人の作品を一堂に展示。大理石、木彫、ブロンズ、ガラス、漆を含む多様な素材を用いた立体作品を通じ、若手アーティストの技術力と表現力を紹介する内容だ。
TOP