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9月の東京オフィス空室率/主要7区は2・82%に/三菱地所リアル調べ

9月の東京オフィス空室率/主要7区は2・82%に/三菱地所リアル調べ

  • 2025.10.27
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 三菱地所リアルエステートサービス(東京都千代田区、清水秀一社長)の東京オフィス市況調査(9月末時点)によると、平均募集賃料は主要7区で1坪当たり2万7393円(前月比プラス45円)、主要5区では同3万1221円(同プラス361円)と上昇した。
 主要7区の潜在空室率は2・82%(同マイナス0・22ポイント)となり、全ての区で低下した。主要5区も2・30%(同マイナス0・26ポイント)だった。六本木・赤坂エリアは2・96%で2020年3月以来となる3%割れだった。西新宿エリアも2・98%となり、20年8月以来5年1カ月ぶりに2%台になった。
 オフィス移転では都心7区比較で「六本木・赤坂エリア」への移転件数が増加し、「渋谷駅周辺エリア」への移転件数は減少した。渋谷駅周辺では24年5月の大型物件竣工以降は新規供給がなく、需給ひっ迫の影響で条件適合物件を求めて他エリアへ需要が流出する傾向が強まっている。
 調査対象は千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区、品川区、江東区で延べ床3000坪以上のテナントビル987棟。
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