住宅改良開発公社設立70周年/賃貸プロジェクトシンポジウム/約1500人がオンライン参加
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2025.10.27
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住宅改良開発公社(稗田昭人理事長)は10月21日、住宅改良開発公社設立70周年記念として、「あしたの賃貸プロジェクト第6回シンポジウム・賃貸が変わればまち変わる」を開いた。同シンポジウムは、「いま、賃貸住宅のまわりで何が起きているのか」「課題解決のために賃貸住宅で何ができるのか」を考えることが目的。
「賃貸からまちが変わるその構造と効果」と題して、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻の大月敏雄教授が基調講演を行った。大月氏は100年人生を支えるために持ち家と賃貸という対局概念でなく、所有する不動産に関して適切な時期に部屋の一部や全部を賃貸することで、人のライフサイクルに不動産が寄り添い、住宅を十分活用できると説き、空き家活用などの事例を発表した。
住宅改良開発公社住まい・まち研究所所長の松本眞理氏は、アフォーダブル住宅や銀行の社会的投資、ソーシャルエンタープライズ支援など、日本に比べ、住宅政策が20年から30年進んでいると言われる英国の現状を紹介。
続いて、宗像市都市再生部長の内田忠治氏、西部ガス都市リビング開発部まちづくりソリューショングループリーダーの牛島玄氏、大凧代表取締役吉田啓助氏、フェスティナレンテ代表取締役クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店店主ぶんじ寮プロジェクト企画メンバーの影山知明氏が事例公演。
シンポジウムはオンラインで開催されたが、約1500人の参加があり、同シンポジウムは、盛況のうち幕を閉じた。
「賃貸からまちが変わるその構造と効果」と題して、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻の大月敏雄教授が基調講演を行った。大月氏は100年人生を支えるために持ち家と賃貸という対局概念でなく、所有する不動産に関して適切な時期に部屋の一部や全部を賃貸することで、人のライフサイクルに不動産が寄り添い、住宅を十分活用できると説き、空き家活用などの事例を発表した。
住宅改良開発公社住まい・まち研究所所長の松本眞理氏は、アフォーダブル住宅や銀行の社会的投資、ソーシャルエンタープライズ支援など、日本に比べ、住宅政策が20年から30年進んでいると言われる英国の現状を紹介。
続いて、宗像市都市再生部長の内田忠治氏、西部ガス都市リビング開発部まちづくりソリューショングループリーダーの牛島玄氏、大凧代表取締役吉田啓助氏、フェスティナレンテ代表取締役クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店店主ぶんじ寮プロジェクト企画メンバーの影山知明氏が事例公演。
シンポジウムはオンラインで開催されたが、約1500人の参加があり、同シンポジウムは、盛況のうち幕を閉じた。

