お電話でもお問い合わせを受け付けています 受付時間 平日 10:00~17:30

TEL03-6721-1338

静脈物流で循環型経済推進/トレファクと提携、環境負荷も低減/日本GLP

静脈物流で循環型経済推進/トレファクと提携、環境負荷も低減/日本GLP

  • 2025.11.11
  • お気に入り

「GLPサーキュラーエコノミー」イメージ

 日本GLP(東京都中央区、帖佐義之社長)は10月31日、資源循環を目指すサーキュラーエコノミー推進の一環として、静脈物流の最適化に取り組む「GLPサーキュラーエコノミー」を本格始動した。使用済み製品や不要品の回収・リサイクルを効率化し、入居企業のコスト削減と収益化を支援する。静脈物流に特化した取り組みは業界初となる。
 同社はリユース事業を展開するトレジャー・ファクトリー(東京都千代田区、野坂英吾社長)と業務提携契約を締結し、入居企業向けにリサイクル・リユースサービスを開始。包装資材を提供するshizai(東京都港区、鈴木暢之代表取締役)や、物流事業者の宮崎(愛知県清須市、梅田慎吾社長)と協働し、梱包資材の最適化や廃棄物の共同輸配送を進める。
 段ボールの高額買い取りや、通常は廃棄費用が発生するストレッチフィルムやPPバンドを有価物として買い取る仕組みを導入し、廃棄コストを削減するとともに収益化を実現。これらを巡回収集するミルクラン方式の共同輸配送「ALFALINK便」は宮崎が運行し、GLP ALFALINK流山と周辺施設で既に開始されている。
 最適資材の導入による余剰スペース創出や不要在庫のリユース買い取りを通じ、廃棄物削減と二酸化炭素排出量の削減を図る。
TOP