お電話でもお問い合わせを受け付けています 受付時間 平日 10:00~17:30

TEL03-6721-1338

9月の住宅着工/前年比7・3%減/6カ月連続の減少/国交省

9月の住宅着工/前年比7・3%減/6カ月連続の減少/国交省

  • 2025.11.11
  • お気に入り
 国土交通省がまとめた9月分の建築着工統計調査報告によると、新設住宅着工は持家、貸家、分譲住宅がいずれも減少し、全体で前年同月比7・3%減の6万3570戸と6カ月連続で減少した。着工床面積は488万4000㎡で同6・5%減、季節調整済年率換算値は72万8000戸で前月比2・4%増加した。
 利用関係別では、持家が1万8273戸(前年同月比5・6%減)。民間資金による持家が1万6647戸(同6・5%減)、公的資金による持家は1626戸(同4・4%増)だった。貸家は2万8494戸(同8・2%減)と6カ月連続で減少。うち民間資金による貸家は2万5729戸(同10・8%減)、公的資金による貸家は2765戸(同26・8%増)で4カ月連続の増加を示す。分譲住宅は1万6428戸(同8・3%減)で6カ月連続の減少。内訳はマンション6121戸(同20・0%減)、一戸建住宅1万70戸(同0・4%減)だった。
 地域別では、首都圏が前年同月比8・1%減、中部圏が同3・0%減、近畿圏が同11・3%減、その他地域が同5・6%減。首都圏のマンションは31・7%減と大幅に落ち込んだが、中部圏の一戸建住宅は7・8%増した。
 全建築物の着工床面積は854万㎡で同4・2%減少した。公共建築主は44万㎡で8カ月ぶりに同18・2%増加。民間建築主は809万㎡の同5・1%減だった。
TOP