「20分間の火災でも損傷ない」/上尾で実物大木造住宅耐火実証/AQGroup
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2025.11.25
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AQ Groupはこのほど、同社が埼玉県上尾市に保有する木造建築技術研究所で「実物大木造住宅耐火実証実験」を行った。
オリジナル技術「AQダイナミック構法」で建築した木造住宅の一室を試験体として、実際に火災を発生させて検証。20分間の火災でも燃え広がりや構造の損傷は見られず、小火に留める性能を確認したという。
消防車などの救急車両が119番通報を受けてから現場に到着するまでに要した時間は全国平均で約10分。火災発生から最低でも10分間延焼を抑える耐火構造が必要として、同実証を行った。
木造の柱や梁を露出させた実験スペースに火が着けられると室内温度は上昇、5分後には150度に到達した。石膏ボードは黒く変色していったが破損などは見られなかった。
約13分後には300度近くまで上昇し、火は天井部に届くまでに大きくなった。しかし、露出している木造の柱や梁に引火することはなく、20分が経過しても延焼は認められず、建物を支える構造体は煤(すす)で汚れた程度だった。
オリジナル技術「AQダイナミック構法」で建築した木造住宅の一室を試験体として、実際に火災を発生させて検証。20分間の火災でも燃え広がりや構造の損傷は見られず、小火に留める性能を確認したという。
消防車などの救急車両が119番通報を受けてから現場に到着するまでに要した時間は全国平均で約10分。火災発生から最低でも10分間延焼を抑える耐火構造が必要として、同実証を行った。
木造の柱や梁を露出させた実験スペースに火が着けられると室内温度は上昇、5分後には150度に到達した。石膏ボードは黒く変色していったが破損などは見られなかった。
約13分後には300度近くまで上昇し、火は天井部に届くまでに大きくなった。しかし、露出している木造の柱や梁に引火することはなく、20分が経過しても延焼は認められず、建物を支える構造体は煤(すす)で汚れた程度だった。

