水かけるだけで高耐久なコンクリート層を構築/新技術情報システムで「VE評価」/太陽工業
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2025.11.17
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太陽工業(東京都世田谷区、能村祐己社長)は、水をかけるだけで高耐久なコンクリート層を構築できるジオシンセティックセメント複合マット「コンクリートキャンバス」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)で「VE評価」(活用効果評価済み技術)の認定を受けた。登録番号はCG―220009―VEで、技術名称は「コンクリートキャンバス工法」だ。
同工法は、特殊セメントを封入した布材に水を散布し浸透させることで内部のセメントを硬化させ、薄層で高強度・高耐久のライニング層を形成する技術である。施工時に重機や特殊技能を必要とせず、水をかけるだけで高性能なコンクリート面を作ることができる。
コンクリートキャンバスは英国で開発された複合材料「ジオシンセティックセメント複合マット(GCCM:ASTM D8364)」に基づく製品で、立体織物内に特殊配合のドライコンクリートを封入している。敷設後の散水か、水中浸漬することで硬化し、耐久性と耐火性を備えた薄層コンクリート面を形成する。法面保護工や防草・防竹工、水路補修工の土木分野で多くの導入実績を持つ。
同製品は、2018年の西日本豪雨による末政川破堤復旧や、7月完工の舞子架道橋西方法面整備工事に使用。万博サウナ「太陽のつぼみ」の床面でも採用された。
同工法は、特殊セメントを封入した布材に水を散布し浸透させることで内部のセメントを硬化させ、薄層で高強度・高耐久のライニング層を形成する技術である。施工時に重機や特殊技能を必要とせず、水をかけるだけで高性能なコンクリート面を作ることができる。
コンクリートキャンバスは英国で開発された複合材料「ジオシンセティックセメント複合マット(GCCM:ASTM D8364)」に基づく製品で、立体織物内に特殊配合のドライコンクリートを封入している。敷設後の散水か、水中浸漬することで硬化し、耐久性と耐火性を備えた薄層コンクリート面を形成する。法面保護工や防草・防竹工、水路補修工の土木分野で多くの導入実績を持つ。
同製品は、2018年の西日本豪雨による末政川破堤復旧や、7月完工の舞子架道橋西方法面整備工事に使用。万博サウナ「太陽のつぼみ」の床面でも採用された。

