お電話でもお問い合わせを受け付けています 受付時間 平日 10:00~17:30

TEL03-6721-1338

車輪付きインスタントハウス共同開発/まず郊外型「ルービー」に/東急とLIFULL系

車輪付きインスタントハウス共同開発/まず郊外型「ルービー」に/東急とLIFULL系

  • 2025.11.25
  • お気に入り

外観

内観

 東急が展開する機能特化型個室シェアサービス「ルービー」は、LIFULL ArchiTechと、車輪付きで災害時にも活用できるインスタントハウスの新モデル「ローラー」を開発した。東急が運営する「nexusチャレンジパーク早野」(川崎市麻生区)に11月25日、このローラーモデルを使用した店舗「ルービーあざみ野ネクサス」を開業する。
 東急の「ルービー」は、部屋と趣味を組み合わせた造語で、スマートフォンなどから気軽に部屋を予約し、都度利用が可能な従量課金制で利用できるサービス。24年1月にはLIFULL ArchiTechと連携して、インスタントハウス・パージ型の「ルービー不動前」(東急目黒線不動前駅周辺の高架下)を開設して、都市部の未活用地の新たな活用方法を提案した。
 インスタントハウスは、被災地の避難所や仮設住宅としても活用されている。今回両社が共同開発した新型のローラーモデルは、車輪付きで高さ調整が可能。土台が分解可能な構造を採用しているため、設置・移設の柔軟性が大幅に向上し、斜面や凹凸のある土地でも簡易に設置が可能。都市部の未活用地や災害地への設置がより現実的で迅速になるという。
 「ルービーあざみ野ネクサス」は防災キットを常備し、平時は音楽スタジオとして、災害時は地域住民に開放して避難所や仮設住宅として活用することで、都市部の分散型防災拠点の役割を担うことを目指す。現在、ローラーモデルは特許出願中。なお、個室は1部屋(約15m2)で、利用料はキャンペーン価格(30分100円)で始動する。
TOP