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26年第2四半期リテール市場/賃料4エリアで最高更新/プライムエリア空室率、新宿初めて「0%」/CBRE

26年第2四半期リテール市場/賃料4エリアで最高更新/プライムエリア空室率、新宿初めて「0%」/CBRE

  • 2026.08.25
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 シービーアールイー(CBRE)は26年第2四半期「ジャパンリテールマーケットビュー」を発行した。
 それによると、全国プライムエリアの出店・契約面積は2731坪(前期比38・1%減)だった。最も面積が大きかった業態はアウトドア・スポーツで、東京と心斎橋で成約事例が複数みられた。
 ハイストリートで出店先が限定的となる中、リテーラーが賃貸以外の方法(入札による物件取得、既存店の隣地を賃借し一体開発)で出店場所を確保する事例が複数あり、賃貸と取得の両方を検討するリテーラーが増えつつある。
 平均賃料は10エリア中、東京4エリアと心斎橋の5エリアが前期から上昇。新宿を除く4エリアは過去最高値を更新した。下落したのは神戸だけで、梅田、京都、栄、天神は横ばいだった。
 ■東 京
 エリア別では、銀座の空室率(プライムエリア)は6期連続で0・0%。平均賃料(整形60坪の区画想定成約賃料)は1坪単価29万8000円(前期比0・7%上昇)で4期連続で過去最高を更新した。1年後の平均賃料は2・9%上昇すると予想した。
 表参道・原宿の空室率は0・1%(前期比0・1ポイント低下)とこれまでで最も低い数値を3期連続で更新した。賃料は25万6000円(同1・6%上昇)と過去最高値を更新した。
 新宿の空室率は0・0%(同0・4ポイント低下)と20年第3四半期の調査開始以来初めて0・0%を記録した。賃料は18万7000円(同2・2%上昇)。ひっ迫する需給バランスによって、セカンダリーエリアの賃料も上昇傾向にある。
 渋谷の空室率は0・0%。賃料は18万7000円(同2・7%上昇)と過去最高値で、両指標ともに6期連続で記録を更新した。今期も大型商業施設の閉館が発表された。具体的にはハンズ渋谷店が今年11月に営業終了する。跡地はホテルをメインとする施設が計画されている。
 ■関 西
 関西は心斎橋、京都、神戸の空室率がいずれも前期比低下し、心斎橋は0・8ポイント下げて0・0%となった。
 平均賃料が過去最高を更新した心斎橋は引き続き上昇する可能性があると見ている。今期はエリア初出店の海外ブランドや既存店を移転するリテーラーなどが、相場を超える賃料で申し込む事例があった。これら募集区画は下期に契約する見込みだ。
 京都の賃料は前期比横ばいで過去最高値を維持。
 賃料が下落した神戸は、神戸三宮駅につながるフラワーロードの賃料下落が主因。同駅周辺の再開発による歩道橋や歩道の封鎖で通行量が減少し、リテーラーの出店意欲が後退した。
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