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木住協 共同住宅着工数は33%増/25年度自主統計調査戸建てシェアも上昇

木住協 共同住宅着工数は33%増/25年度自主統計調査戸建てシェアも上昇

  • 2026.08.31
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 日本木造住宅産業協会(市川晃会長)は8月27日、2025年度「木住協自主統計調査」の結果を報告した。25年度の同協会会員の新設住宅着工戸数は8万650戸で、前年度比1・5%増となった。国土交通省のデータによる全国の新設住宅着工戸数が71万1171戸(前年度比12・9%減)となる中、同協会会員の実績は堅調に推移した。
 発表にあたって加藤永専務理事は「新築住宅着工数全体としては減少傾向にあるが、省エネ性能や耐久性など住宅の質に対するニーズは高まっている。国においても2050年カーボンニュートラル実現に向け省エネ基準の義務化など施策が進められており、木造住宅業界としても対応が必要だ」とあいさつした。
 種別ごとに見ると、木造戸建て住宅の着工戸数は全国の実績が34万6308戸(同11・2%減)となったのに対し、同協会会員は7万1117戸(同1・7%減)にとどまった。新設木造戸建て住宅による同協会会員のシェアは20・5%となり、前年の18・5%から約2ポイント上昇した。
 一方、木造共同住宅戸数については、全国の7万6890戸(同1・4%減)に対し、同協会会員の実績は9万533戸(同33・4%増)と大幅に増加した。
 同協会の戸建て住宅の形態別では、1階建て(平屋)住宅の構成比が19・0%となり、前年度の17・8%から1・2ポイント増加した。エリア別では四国(43・9%)や九州(35・5%)での構成比が高い結果となっている。また、3階建て以上住宅の構成比は10・6%で、前年度から1ポイント上昇した。
 住宅の質の面では、新項目として追加された「断熱等級5以上」の住宅構成比が、戸建て住宅で5万5617戸で78・2%、共同住宅は5176戸で54・3%となった。同協会の戸建て住宅に占める認定長期優良住宅の割合は49・9%と約5割まで増加し、前年度から0・8ポイント上昇している。
 このほか、同協会の太陽光発電搭載住宅の戸数は2万6550戸(前年度比1・0%増)で、木造戸建て住宅に占めるシェアは37・3%。ZEH適合住宅の戸数は2万3149戸(同30戸減)で、戸建て住宅に占める割合は32・6%(同0・6ポイント増)だった。
長期優良住宅など/愛知県がトップに
 今回の調査で特徴的だったのは愛知県での着工の動き。具体的には新築一戸建て住宅のうち長期優良住宅着工戸数の1位は愛知県の5196戸で、2位埼玉県2670戸、3位東京都2522戸を大きく引き離した。太陽光発電搭載住宅でも1位は愛知県の3212戸で、2位東京都2652戸、3位埼玉県1834戸が続いた。ZEH適合住宅(ニアリーZEH適合住宅含む)も、1位が愛知県の2975戸で、2位東京都(1771戸)、3位埼玉県(1473戸)だった。
 また、今回から新たに追加した断熱等級5以上の住宅でも愛知県が5947戸で1位、2位は埼玉県の5613戸、3位は東京都の5429戸だった。
 この調査は会員の住宅供給動向を継続的に把握することを目的に実施しているもので、今回で37回目。調査対象は同協会の会員のうち住宅生産事業者の一種正会員467社(26年5月1日現在)で、374社から回答を得た(回収率80・1%)。集計数字は木造軸組工法住宅の戸数。

省エネ性や耐久性に優れた住宅の建築は好調( 写真はイメージ)

あいさつする加藤専務理事

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