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完全自動翻訳を実現/高精度産業翻訳AI/日立建機説明書で確認/メタリアルG

完全自動翻訳を実現/高精度産業翻訳AI/日立建機説明書で確認/メタリアルG

  • 2026.10.26
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 メタリアルグループのロゼッタ(東京都千代田区、五石純一代表取締役)は、日本語から英語への完全自動翻訳レベル4を実現したことに伴い、メディア向け発表会を開いた。
 同社は、現在のAI翻訳による自動化レベルを自動化研究が先行する自動運転のレベル(0~5)の6段階に応じて、自動翻訳レベル(0~5)を提唱。レベル4は、自動運転では、特定条件化での完全自動運転ができるとされているが、自動翻訳では訳文の確認・判断・修正を人に要求しない、条件内の完全自動翻訳ができるレベルとした。
 従来のAI翻訳は、訳文の生成をAIが担っても、全文の確認・判断・修正を人が担う必要があり、その作業に要する時間とコストが課題となり、この水準をレベル2と同社は見なし、これが現在の主流となっている。
 同社が提供する高精度産業翻訳AI「T―400(ティーフォーオーオー)」の「超高精度モード」では、AIが訳文のチェックと分析を繰り返し行い、「誤訳可能性」を抽出し、人がチェックする対象を誤訳リスクがある部分だけに限定することで、自動翻訳レベル3を実現した。
 そのほかAIが訳文の確認と判断の修繕を何度も行い、人のチェックを前提としないのがレベル4。
 同社は、センテンス単位で明確かつ重要な誤訳率が0・01%未満となることを「完全自動翻訳」の品質基準としてきたが「最高精度モード」で行った翻訳の品質検証によって、明確な誤訳が10万センテンスで3箇所(0・003%)を達成。
 高い翻訳精度によって、機密文書や契約書などの誤訳によるビジネスリスクの極小化が期待できるとしている。人が介在しないことで、時間とコストの極小化にも寄与する。  また今回の完全自動翻訳の実現を受け、ブランドのリニューアルも行う。「T―400」を新しいブランド「ロゼッタ」に変更する。現在「T―400」利用者は、そのまま利用が可能だ。
 同社では、日立建機の油圧ショベル取扱説明書(44ページ・800センテンス)を対象に、日本語から英語に最高精度モードで訳文を作成し、それをあえて日立建機の藤崎実氏、向井恵子氏に誤訳の確認をしてもらったところ0件となった。
 日立建機の向井氏は「汎用AIの翻訳では、意訳や、分かりづらいところを抜くことはなく、素晴らしい」との感想を述べていた。また藤崎氏は「北米は訴訟大国。当社も毎月数件、訴訟案件がある。訴訟の一番の問題は長引くこと。取扱説明書の間違いが訴訟リスクにつながるため、正しい翻訳が重要」と話した。
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