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建築廃棄物をグラウンドの白線にリサイクル 積水ハウス

  • 2010.04.15
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 積水ハウスは、グリーンテクノ21(佐賀市、下浩史社長)と住宅建築で使用する石膏ボードと卵殻を配合・粉砕して粉状にした「プラタマパウダー」を共同開発した。5月下旬からグリーンテクノ21が全国の小中学校などで使用するグラウンド用白線として販売する。建築廃棄物をリサイクルして市販品にするのは積水ハウスでは初めての試み。



 「プラタマパウダー」は、住宅施工現場で発生する石膏ボードの端材と卵殻を8対2の割合で配合・粉砕したもの。100%リサイクル品としてエコマーク認定も受けている。ほぼ中性であるため人体や土壌にやさしく、炭酸カルシウム製の従来品に比べて重さが約半分になることから物流コストやCO2排出量の削減にも貢献できるという。



 積水ハウスの関東工場に併設する資源循環センターには年間約4000tの石膏ボードが集荷されており、センター内にそれらをプラタマパウダーとしてリサイクルする専用ラインも設置する。同センターの年間出荷量は約5000tと見込む。
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