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コンパクトシティの加速/トヨタホーム 西村祐社長

コンパクトシティの加速/トヨタホーム 西村祐社長

  • 2025.07.03
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 --未来の都市と住まいの展望
 今後の都市や住まいは、持続可能性と多様性を重視して大きく進化していくと考えられます。人口減少や高齢化が進む中、都市部ではコンパクトシティ化が加速し、利便性の高いエリアに人やサービスが集約されるでしょう。
 一方、IoTやモビリティの進化により、都市と郊外、地方との垣根が低くなります。住まいは単なる「居住空間」から、仕事や学び、余暇を快適に過ごせる多機能な空間へと進化するはずです。
 さらに、ビッグデータの活用によるカーボンニュートラルや生物多様性の実現を目指したスマートシティの構築が進み、パーソナライズされた快適で安全な暮らしが当たり前になるでしょう。
 多様なライフスタイルや価値観に応じた柔軟な都市・住まいづくりが、今後ますます重要となります。こうした変化は社会全体の幸福度向上にも寄与し、より豊かで持続可能な未来の実現に大きく貢献すると考えます。

 --AIとデジタル技術がもたらす新たな可能性
 AIやデジタル技術の進化は、不動産業界や私たちの暮らしに大きな変革をもたらしています。AIによる最適な間取りの提案や物件の自動査定、バーチャル内覧など、サービスの多様化・効率化が進む一方、暮らしの質の向上、特にウェルビーイングの実現にも期待が高まります。
 PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)の活用により、個人の健康データと住まいや地域サービスが連携し、健康的で安心な生活環境が実現します。AIは住環境の最適化や健康管理のサポート、ストレス軽減の提案など、個々のニーズに合わせたきめ細やかなサービスを提供できるようになり、住まいは心身の健康を支える拠点へと進化していくでしょう。AIとデジタル技術は、より豊かで快適な暮らしを実現する新たな可能性を広げています。
 
 --メディアの存在意義と求めること
 メディアには取材や現地確認で客観的で正確な情報を発信いただくとともに公正な立場からご意見をいただきたいと思います。
 また、法改正が業界に与える影響の解説やテクノロジーを活用した効率化などの先進事例の紹介を通じ、業界の新たな可能性を提示していただきたいと考えています。
 今後も業界の発展にお力添えをいただければ幸いです。
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