会員着工7・9万戸に減少/長期優良・ZEH住宅は拡大/木住協が24年度自主統計調査
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2025.09.08
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日本木造住宅産業協会(市川晃会長)は、「2024年度木住協自主統計調査」の結果をとりまとめた。同調査は国土交通省の発表資料と比較し、住宅着工の動向やエネルギー基準適合住宅、長期優良住宅、ZEH住宅、太陽光発電搭載戸建て住宅の着工状況を分析している。36回目となる今回は、会員480社中393社が回答した。
同協会の会員社による住宅着工戸数は7万9472戸(前年比92・7%)。戸建ては7万2325戸(同91・0%)、そのうち平屋住宅1万2853戸(構成比17・8%)、3階建て以上は6921戸(同9・6%)を占めた。共同住宅は7147戸(前年比114・2%)だった。
16年省エネルギー基準適合住宅は6万4965戸で、そのうち同協会が占める割合は89・8%(前年比+8・3ポイント)。長期優良住宅建築等設計の戸建て認定は3万5491戸で、同49・1%(同+8・2ポイント)と伸びた。ZEH適合住宅の戸建て住宅着工戸数は2万3179戸、同32・0%(同+5・6ポイント)だった。太陽光発電搭載戸建て住宅は2万6286戸、同36・3%(同+2・2ポイント)となった。
一方で同協会は、非住宅や中大規模建築物の木造化・木質化を推進するため、耐火・準耐火構造や高強度耐力壁の活用事例を紹介する講演会「木造の可能性」を4月から実施している。9月19日の東京での開催を皮切りに26年2月20日まで全9回行い、法令改正の概要や同協会が開発した高強度耐力壁の紹介など、木造の可能性について実際の建築物の実例を交えて解説する。なお同協会が大臣認定を取得している、木造軸組工法による1・2時間耐火構造に伴う大臣認定発行数は、累計5010棟(7月末時点)を推移している。
また、木との触れ合いを通じて豊かな心を育てる「木育」を推進する第28回「木のあるくらし」作文コンクールも、国内外の小学生とそれに順ずる学年・年齢を対象に行っている。昨年は全国の小学校や特別支援学校、海外の日本人学校などから3826作品の応募があった。
国土交通大臣賞など多様な賞が設けられ、入賞者には副賞とともに10月25日に開催する表彰式への招待がある。応募者全員に参加賞として「かわくと木になるエコねんど」が用意され、木と暮らしの豊かさを考える機会となっている。
同協会の会員社による住宅着工戸数は7万9472戸(前年比92・7%)。戸建ては7万2325戸(同91・0%)、そのうち平屋住宅1万2853戸(構成比17・8%)、3階建て以上は6921戸(同9・6%)を占めた。共同住宅は7147戸(前年比114・2%)だった。
16年省エネルギー基準適合住宅は6万4965戸で、そのうち同協会が占める割合は89・8%(前年比+8・3ポイント)。長期優良住宅建築等設計の戸建て認定は3万5491戸で、同49・1%(同+8・2ポイント)と伸びた。ZEH適合住宅の戸建て住宅着工戸数は2万3179戸、同32・0%(同+5・6ポイント)だった。太陽光発電搭載戸建て住宅は2万6286戸、同36・3%(同+2・2ポイント)となった。
一方で同協会は、非住宅や中大規模建築物の木造化・木質化を推進するため、耐火・準耐火構造や高強度耐力壁の活用事例を紹介する講演会「木造の可能性」を4月から実施している。9月19日の東京での開催を皮切りに26年2月20日まで全9回行い、法令改正の概要や同協会が開発した高強度耐力壁の紹介など、木造の可能性について実際の建築物の実例を交えて解説する。なお同協会が大臣認定を取得している、木造軸組工法による1・2時間耐火構造に伴う大臣認定発行数は、累計5010棟(7月末時点)を推移している。
また、木との触れ合いを通じて豊かな心を育てる「木育」を推進する第28回「木のあるくらし」作文コンクールも、国内外の小学生とそれに順ずる学年・年齢を対象に行っている。昨年は全国の小学校や特別支援学校、海外の日本人学校などから3826作品の応募があった。
国土交通大臣賞など多様な賞が設けられ、入賞者には副賞とともに10月25日に開催する表彰式への招待がある。応募者全員に参加賞として「かわくと木になるエコねんど」が用意され、木と暮らしの豊かさを考える機会となっている。