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空き家を活用した収益不動産/一括管理のキクラゲ栽培物件/クールコネクトが販売

空き家を活用した収益不動産/一括管理のキクラゲ栽培物件/クールコネクトが販売

  • 2025.09.08
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空き家のBefore After

 農業スタートアップのクールコネクト(群馬県伊勢崎市、神戸翔太代表取締役)は、空き家を活用した収益不動産の販売事業を始めた。空き家問題の解決と一次産業振興を同時に実現する取り組みとして注目される。
 総務省の住宅・土地統計調査によると、全国の空き家は23年時点で約900万戸に達し、地域社会での活用方法が課題となっている。
 同社はこれまで、空き家をキクラゲ栽培物件に再生する事業を展開してきたが、投資家の需要増に対応するため宅地建物取引業免許を取得。安定的な家賃収入が得られる収益不動産として販売を進め、資産運用の選択肢を広げるとともに地域再生に貢献していく。
 同社の物件は、長期賃貸契約に基づき安定収入が見込める点が特徴。農産物の生産や販売、施設管理はすべてクールコネクトが担うため、オーナーは運営負担を負わずに投資できる。用途が農業施設に特化し、運営主体も確保されているため空室リスクが低いという。
 販売物件の一例では、群馬県伊勢崎市八坂町に位置する(JR両毛線伊勢崎駅徒歩19分)土地面積201㎡、建物面積75㎡の物件で、価格は1000万円、利回りは15%。群馬県桐生市平井町の物件(上毛電気鉄道上毛線西桐生駅徒歩33分)は、土地面積155㎡、建物面積78㎡の物件は1350万円で、利回り12・5%となっている。いずれも農業収益を組み込むことで従来の賃貸物件より高い利回りを実現している。
 同社は、この取り組みは単なる不動産投資ではなく、地域に雇用を生み出し農業を支え、日本の社会課題の解決にもつながる意義ある投資としている。
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