
長谷工G強盗対策/戸建て内に緊急避難所/防犯用ドア・壁、通報ボタン
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2025.09.08
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細田工務店(東京都杉並区、野村孝一郎社長)は8月29日、長谷工コーポレーション、長谷工ファニシングとともに強盗などの外部侵入者から入居者を守るため、住戸内に設置する緊急避難スペース「マモルバ」を共同開発し、細田工務店と長谷工ホームの戸建て分譲住宅に順次採用していくことを発表した。
昨今、戸建て住宅を狙った侵入強盗事件に関する報道が増えている。同社はこうした強盗事件から入居者を守るための対策を急務と捉え、住戸内の寝室やウォークインクロゼット、トイレなどの空間を緊急避難スペースとして活用できる規格の開発を進めてきた。
開発にあたっては3社が共同して実物試験体を使った破壊試験と検証を行い、緊急避難スペースを構成するドアや壁構造などの規格を定め、「マモルバ」として戸建て住宅に採用する。
マモルバは、防犯壁と防犯配慮ドアを組み合わせたもので、このスペース内には非常通報ボタンを設置しているので通信手段がない場合でもボタンを押すだけでセキュリティ会社へ通報が届き、緊急対処スタッフが駆け付けるとともに、警察への通報も行われる。
防犯配慮ドアは、複数の板を重ね破壊されにくい厚さを確保。加えて、鍵は合計3カ所に設置し強盗の侵入を一定時間防ぎ、ドアの外枠は鉄製枠を採用し「こじ開け」しにくい仕様とした。
防犯壁は、「たたき割り」に対応するため、下地に強度の高い合板を採用。また、壁の柱の本数を増やすことで穴をあけても侵入しにくい構造にする。
昨今、戸建て住宅を狙った侵入強盗事件に関する報道が増えている。同社はこうした強盗事件から入居者を守るための対策を急務と捉え、住戸内の寝室やウォークインクロゼット、トイレなどの空間を緊急避難スペースとして活用できる規格の開発を進めてきた。
開発にあたっては3社が共同して実物試験体を使った破壊試験と検証を行い、緊急避難スペースを構成するドアや壁構造などの規格を定め、「マモルバ」として戸建て住宅に採用する。
マモルバは、防犯壁と防犯配慮ドアを組み合わせたもので、このスペース内には非常通報ボタンを設置しているので通信手段がない場合でもボタンを押すだけでセキュリティ会社へ通報が届き、緊急対処スタッフが駆け付けるとともに、警察への通報も行われる。
防犯配慮ドアは、複数の板を重ね破壊されにくい厚さを確保。加えて、鍵は合計3カ所に設置し強盗の侵入を一定時間防ぎ、ドアの外枠は鉄製枠を採用し「こじ開け」しにくい仕様とした。
防犯壁は、「たたき割り」に対応するため、下地に強度の高い合板を採用。また、壁の柱の本数を増やすことで穴をあけても侵入しにくい構造にする。