
豪シドニー湾岸で複合開発/高級タワー住宅とオフィスなど/三菱地所、現地Mirvac社と
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2025.09.22
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三菱地所とオーストラリア・シドニーの不動産開発会社・Mirvac Limitedは、シドニーの大型複合開発「ハーバーサイド」(地上48階地下4階建て、延べ床面積8・7万m2=完成イメージ)を始動した。総売上高約20億豪ドル(約1900億円)の事業。Mirvac社が23年から推進する同計画の50%のシェアを三菱地所が取得した。両社の共同事業第2弾。24年に着工済みで、全体竣工は27年後半の予定。
「ハーバーサイド」は大型ショッピングセンターの跡地(約2万m2)開発。ラグジュアリー住宅(260戸)、プレミアムグレードオフィス(有効面積約2・7万m2)、レストランを中心とした商業施設(約7900m2)と、1万m2超の公共オープンスペースなどを整備する。建物は48階建てのタワーと、2~5階の低層の基壇部で構成する。
開発地は、コンベンションセンターや映画館、ホテルなどが集積し、来街者でにぎわうシドニーCBDの対岸、ダーリングハーバーに位置する。
タワーの住宅は1ベッドルームから4ベッドルームまでと、サブペントハウス、ペントハウスで構成。24年11月の販売開始以降、すでに6割以上(売り上げ約8億豪ドル相当)が契約済みという。基壇部2~5階は1フロア約3000~約1万m2のオフィス。いずれもシドニー湾やシドニーCBDの開放感ある眺望が特徴。
Mirvacとは、豪州政府系機関Clean Energy Finance Corporationも加えた3社で、シドニー・メルボルン・ブリスベンの3都市で運営する賃貸住宅事業ポートフォリオ「LIV」(合計5棟、2174戸)を23年6月から共同推進中。今回のプロジェクトを加えると、三菱地所がMirvacと共同推進する事業の事業費合計は約3500億円を上回る規模となる。
三菱地所は2016年にメルボルンで大型タワーマンションへ参画したのを皮切りに、オーストラリアに進出。21年に支店を設立して開発・投資事業を展開してきた。今回のプロジェクトで、同国での総事業費は約10年で累計1・7兆円(180億豪ドル)となった。
「ハーバーサイド」は大型ショッピングセンターの跡地(約2万m2)開発。ラグジュアリー住宅(260戸)、プレミアムグレードオフィス(有効面積約2・7万m2)、レストランを中心とした商業施設(約7900m2)と、1万m2超の公共オープンスペースなどを整備する。建物は48階建てのタワーと、2~5階の低層の基壇部で構成する。
開発地は、コンベンションセンターや映画館、ホテルなどが集積し、来街者でにぎわうシドニーCBDの対岸、ダーリングハーバーに位置する。
タワーの住宅は1ベッドルームから4ベッドルームまでと、サブペントハウス、ペントハウスで構成。24年11月の販売開始以降、すでに6割以上(売り上げ約8億豪ドル相当)が契約済みという。基壇部2~5階は1フロア約3000~約1万m2のオフィス。いずれもシドニー湾やシドニーCBDの開放感ある眺望が特徴。
Mirvacとは、豪州政府系機関Clean Energy Finance Corporationも加えた3社で、シドニー・メルボルン・ブリスベンの3都市で運営する賃貸住宅事業ポートフォリオ「LIV」(合計5棟、2174戸)を23年6月から共同推進中。今回のプロジェクトを加えると、三菱地所がMirvacと共同推進する事業の事業費合計は約3500億円を上回る規模となる。
三菱地所は2016年にメルボルンで大型タワーマンションへ参画したのを皮切りに、オーストラリアに進出。21年に支店を設立して開発・投資事業を展開してきた。今回のプロジェクトで、同国での総事業費は約10年で累計1・7兆円(180億豪ドル)となった。