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岩手県で新物流開発/BTS型の「北上金ケ崎2」/プロロジス

岩手県で新物流開発/BTS型の「北上金ケ崎2」/プロロジス

  • 2025.09.22
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「プロロジスパーク北上金ケ崎2」完成予想図(2棟で設計された場合)

 プロロジス(東京都千代田区、山田御酒会長兼CEO)は、岩手県金ケ崎町にBTS型物流施設「プロロジスパーク北上金ケ崎2」を開発すると発表した。
 敷地面積は約4万3300㎡で入居企業の要望に応じて設計を行い、2棟の場合は延べ床面積は最大約4万1500㎡となる。危険物倉庫(HAZMAT)の併設や重量物対応の床仕様、低床バース、天井クレーン、省人化設備の導入に対応する。専用待機場や洗車場の設置も可能。
 開発地は東北自動車道北上金ヶ崎ICに隣接し、北上JCTを経由すれば盛岡・仙台・秋田の主要都市に1~2時間で到達できる。北上駅から車で約15分、金ケ崎駅から約10分の距離で、交通利便性と雇用面で優位性を持つ。周辺10㌔圏には半導体や自動車関連の工業団地が集積し、門前倉庫としての需要が見込まれる。
 「2024年問題」によるドライバーの労働規制強化で拠点需要が高まる中、隣接するマルチテナント型「プロロジスパーク北上金ケ崎」は26年1月の竣工前に賃貸面積の約75%が契約済みとなり、複数の企業から引き合いが続く。
 防災・BCP対策として緊急地震速報システムや災害用無線機の導入を計画し、屋根面には太陽光発電設備の設置を検討している。
 同社はこれまで東北で13棟を開発しており「北上金ケ崎2」は14件目となる。矢巾町や仙台市で4棟を運営し、福島県郡山市や仙台市では新規計画を進めている。
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