
SUUMO、24年東海圏/新築戸建て契約者動向/既婚共働き比率74%と最高/平均購入3690万円に増
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2025.09.22
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リクルートの「SUUMOリサーチセンター」は、東海圏の新築分譲一戸建て契約者を対象とした調査を実施し、24年に契約した人の動向をまとめた(有効サンプル数は808件)。
■購入者属性/DINKSが増加
世帯主の平均年齢は35・2歳。「30~34歳」が31%と最も多く、「20代」が25%と続いた。30代後半は21%、40代は15%だった。
ライフステージ別では、「子どもあり世帯」が61%を占め、「夫婦のみ世帯」(DINKSと専業主婦の合計)は30%に上った。23年と比較し変動幅が特に目立ったのは、「DINKS」で、23年21%↓24年26%と5ポイント増加した。
契約世帯全体に占める共働き比率は69%(前年比約4ポイント増)。既婚世帯では74%に上り、17年以降初めて7割を超え、最も大きい比率となった。
総年収は、「400~600万円未満」は29%、「600~800万円未満」は26%、「800~1000万円未満」が17%と続いた。平均世帯年収は721万円と23年より37万円上昇した。
■物件の特徴/建物面積「100~110m2未満」が43%
購入した物件の所在地は「名古屋」が25%と最も多く、「西尾張」(21%)「西三河」(16%)「東尾張」(14%)などが続いた。また名古屋の居住者が名古屋市外で物件を購入した割合は25%だった。
購入価格は「3500万~4000万円未満」(23%)、「3000万~3500万円未満」(20%)、「2500万~3000万円未満」「4000万~4500万円未満」(ともに15%)--と続いた。
平均購入価格は3690万円(前年比122万円上昇)。既婚・共働き世帯の総年収別では、1000万円以上世帯の平均価格は4214万円、1000万円未満世帯は3665万円との結果で、平均価格の差は549万円だった。
地域別の平均購入価格で、前年比下落したのは東尾張、岐阜県、三重県の3エリアでそれ以外の6エリアは上昇した。
最寄り駅までの距離は、「バス・車利用」(徒歩圏外)が34%と多いが、前年比で6ポイント減少。一方、「徒歩6~10分以内」「徒歩11~15分以内」は合計42%と、前年の合計(36%)と比べて6ポイント上昇した。
土地面積は「120~140m2未満」が26%、建物面積は「100~105m2未満」が27%と最も大きい割合を占めた。なお、建物面積は「105~110m2未満」が26%と、1位とほぼ同率で合計(100~110m2未満)すると43%に上る。
■自己資金「ゼロ」が最多/平均ローン借り入れ額3737万円と最高
自己資金については、「自己資金ゼロ(フルローン)」が34%、「200万円未満」が31%と続いた。平均自己資金は02年の調査開始以降最も低い352万円(前年比108万円減)だった。
ローン借り入れ総額は「4000万~5000万円未満」が29%で、「3500万~4000万円未満」「3000万~3500万円未満」がともに22%と続いた。
平均ローン借り入れ総額は02年以降最高で3737万円(前年比208万円上昇)だった。
■購入者属性/DINKSが増加
世帯主の平均年齢は35・2歳。「30~34歳」が31%と最も多く、「20代」が25%と続いた。30代後半は21%、40代は15%だった。
ライフステージ別では、「子どもあり世帯」が61%を占め、「夫婦のみ世帯」(DINKSと専業主婦の合計)は30%に上った。23年と比較し変動幅が特に目立ったのは、「DINKS」で、23年21%↓24年26%と5ポイント増加した。
契約世帯全体に占める共働き比率は69%(前年比約4ポイント増)。既婚世帯では74%に上り、17年以降初めて7割を超え、最も大きい比率となった。
総年収は、「400~600万円未満」は29%、「600~800万円未満」は26%、「800~1000万円未満」が17%と続いた。平均世帯年収は721万円と23年より37万円上昇した。
■物件の特徴/建物面積「100~110m2未満」が43%
購入した物件の所在地は「名古屋」が25%と最も多く、「西尾張」(21%)「西三河」(16%)「東尾張」(14%)などが続いた。また名古屋の居住者が名古屋市外で物件を購入した割合は25%だった。
購入価格は「3500万~4000万円未満」(23%)、「3000万~3500万円未満」(20%)、「2500万~3000万円未満」「4000万~4500万円未満」(ともに15%)--と続いた。
平均購入価格は3690万円(前年比122万円上昇)。既婚・共働き世帯の総年収別では、1000万円以上世帯の平均価格は4214万円、1000万円未満世帯は3665万円との結果で、平均価格の差は549万円だった。
地域別の平均購入価格で、前年比下落したのは東尾張、岐阜県、三重県の3エリアでそれ以外の6エリアは上昇した。
最寄り駅までの距離は、「バス・車利用」(徒歩圏外)が34%と多いが、前年比で6ポイント減少。一方、「徒歩6~10分以内」「徒歩11~15分以内」は合計42%と、前年の合計(36%)と比べて6ポイント上昇した。
土地面積は「120~140m2未満」が26%、建物面積は「100~105m2未満」が27%と最も大きい割合を占めた。なお、建物面積は「105~110m2未満」が26%と、1位とほぼ同率で合計(100~110m2未満)すると43%に上る。
■自己資金「ゼロ」が最多/平均ローン借り入れ額3737万円と最高
自己資金については、「自己資金ゼロ(フルローン)」が34%、「200万円未満」が31%と続いた。平均自己資金は02年の調査開始以降最も低い352万円(前年比108万円減)だった。
ローン借り入れ総額は「4000万~5000万円未満」が29%で、「3500万~4000万円未満」「3000万~3500万円未満」がともに22%と続いた。
平均ローン借り入れ総額は02年以降最高で3737万円(前年比208万円上昇)だった。