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PLT注文住宅オーナーの世代間比較調査/建物規模は縮小傾向に/パントリー、土間収納需要が増加

PLT注文住宅オーナーの世代間比較調査/建物規模は縮小傾向に/パントリー、土間収納需要が増加

  • 2025.10.09
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住宅の取得動機について(各項目の左側のグラフが「シニア」オーナー)

 プライムライフテクノロジーズ(東京都港区、道浦正治社長)とPLTグループ住宅3社(パナソニックホームズ、トヨタホーム、ミサワホーム)、ミサワホーム総合研究所は、注文住宅を建築して入居から20年以上経過した「シニア」オーナーと、同じく5年以内の「ジュニア」オーナーの住まいづくりや暮らし方について世代間の比較調査を共同で行った。調査はアンケートとインタビュー形式で実施。
 それによると、住宅取得動機は、シニアとジュニアオーナーはともに「子どもの誕生、学校への入学をきっかけに」「以前の住宅の不便さがあったから」が1位、2位だった。しかし、ジュニアの中で3番目に多かったのは「結婚をきっかけに」(26%)で、シニアの8%に比べて18ポイント大幅に上回った。
 建物の規模は、シニアの最多延べ床面積は「36~46坪未満」(34%)だったのに対して、ジュニアは「27~36坪未満」(43%)と10坪程度小さく、縮小傾向にあることが分かった。また、ジュニアは「36坪未満」の合計が47%とおよそ半数を占めたが、シニアは「36坪以上」の合計は62%と6割に上ったことからも規模は縮小傾向である。
 暮らしに関しては、シニアもジュニアもいずれも子どもの成長に伴い、衣類や靴が増え続け、特に衣類の収納に困る傾向が高いことが分かった。
 間取りは、シニアで多かった和室やバルコニーの採用がジュニアでは減少し、代わりにパントリー(シニア16・8%、ジュニア69・2%)や玄関土間収納(同42・5%、同70・5%)、ファミリークロゼット(同41・9%、同54・1%)が増加したほか、家事効率化スペースが増えるなどの変化が見られた。
 同社は今回の調査をもとに今後の商品開発やまちづくりに反映させていくとした。
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