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26年第1四半期都心オフィス/Aクラス空室率上昇でも好調/B、Cクラスも品薄感強まる/三幸エステートとニッセイ基礎研

26年第1四半期都心オフィス/Aクラス空室率上昇でも好調/B、Cクラスも品薄感強まる/三幸エステートとニッセイ基礎研

  • 2026.05.11
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 三幸エステートとニッセイ基礎研究所は、成約賃料に基づくオフィスマーケット指標「オフィスレント・インデックス」2026年第1四半期版をまとめた。
 それによると、東京都心部のAクラスビル賃料(1坪単価、共益費除く)は3万7620円と前期比2128円上昇し、10期連続上昇した。
 空室率は0・9%と同0・3ポイント上昇した。26年のAクラスの新規供給は約16・6万坪の予定だが、第1四半期に供給が集中。概ね高稼働で竣工したが、新築ビルの空室が主な上昇要因となった。
 ホルムズ海峡の実質的な封鎖を背景に原油などのエネルギー価格が高止まりし、景気の下押し要因との懸念が広がっている。企業収益の悪化はオフィス需要に影響するが、各種マーケットデータに反映されるまでにはタイムラグがあり、こうしたことを踏まえて動向を注視する必要がある。
 Bクラスビルの賃料は2万2895円、前期比185円上昇した。賃料は23年第1四半期をボトムとした上昇傾向が継続している。
 空室率は1・4%で同0・1ポイント低下、10期連続のマイナスとなった。都心部の品薄感は一段と強まり、新築ビルに移転したテナントの二次空室発生は想定を下回る状況が続いている。
 Cクラスビルの賃料は1万9992円と前期比138円上昇した。6期連続の上昇で緩やかな上昇傾向にある。コロナ禍前のピーク(20年第1四半期)の水準に近付きつつある。
 空室率は1・8%と前期比0・4ポイント低下し8期連続マイナスで推移した。1%台に乗ったのは、20年第3四半期以来となる。品薄感は強まっているが、20年第1四半期では空室率0・6%を記録していることからも空室率低下の余地はまだ残されているとした。
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